「仕事が忙しくて心に余裕がない。いつもイライラしてしまう。どうすれば良いですか?」
こういった悩みに答えます。
会社での自分の立場が上がり、仕事が忙しくなってくると、トラブルの発生や部下のミスなどですぐにイライラしてしまうことがあると思います。
もちろん、イライラした感情を出すことが良いとは思っておらず、自分の感情を抑えているのですが、どうしても激務で忙しくなるとイライラして周りに強くあたってしまいがちです。
このようなことに心当たりがある方は、本記事を読んで自分がイライラすることによってどのような悪影響を与えるのか知っておきましょう。
このイライラによる悪影響を頭の片隅に置いておくだけで、イライラの感情は避けられずとも、周りに強く当たってしまう行動の抑止力になります。
では、解説していきます。
仕事が忙しい!イライラしないのは無理
「仕事が忙しい状況でもイライラせずにいられることはできますか?」
結論から言って、無理です。
イライラせずにいられるのは、仙人ぐらいです。
だからと言って、イライラして周りに悪影響を与えることが良いとは言えません。
イライラの対処として、睡眠・運動・食事・ポジティブ・自分のキャパを上げる・仕事の効率化(余裕を作る)などが挙げられたりしますが、本当に仕事が激務な人にとってはそんなあるべき論は聞きたくないでしょう。
イライラの対処として、睡眠・運動・食事・ポジティブ・自分のキャパを上げる・仕事の効率化(余裕を作る)などが挙げられたりしますが、本当に仕事が激務な人にとってはそんなあるべき論は聞きたくないでしょう。
そんなことは知ってる、けれど、その人にとってはその人のなかで忙しく余裕がないのです。
※仕事を効率的に進めるコツに興味があるかたはこちらの記事をどうぞ
さらに感情の出かたも人それぞれで、これは根深くその人の特性でもあるため、変えることは現実的ではありません。
沸き上がる感情は抑えられないでしょう。
抑えるべきは、沸き上がった感情を吐き出してしまうあなたの行動です。
イライラによる悪影響は知っておくべき
では、イライラした感情を行動に出さないためには、どうすべきか?
これには特効薬はありません。
ただし、あなたがイライラしてそれを外に出すことによってどのような悪影響を周りに与えて、どう思われるのかは知っておくべきです。
これを知っておけば、行動に出そうになる一歩手前で頭によぎり、抑止力として働いてくれることが期待できます。
イライラによる悪影響は次の通りです。
周りから避けられる
そりゃそうです。
イライラしている人に近づきたい人はいません。
部下であれば、あなたに相談するのをためらい、仕事の遅延やミスに繋がる可能性が高いでしょう。
頼りにならないダメな上司の烙印を即押されます。
自己制御できない人だと見下される
あなたがイライラしているようであれば、自己制御できない子供のような人だと見下されます。
自己制御できずに、ミスをした人に執拗に強く当たっていませんか?「なんでこんなこともわからないの?」と怒鳴っていませんか。
この言葉は何の解決にもならず、相手を委縮させるだけです。
委縮した相手は、あなたに対して恐怖心をもち、その後怒りに変わり、あなたを見下すようになるでしょう。
あなたの評判は気づかぬうちに下がっていきます。
気が付けばあなたの後ろについてくるものはおらず、孤立するでしょう。
まとめ
仕事が忙しく、イライラしてしまう人に向けて、イライラによる悪影響を中心に説明しました。
イライラして感情は避けられませんが、イライラを吐き出す行動を抑制するために、イライラによる悪影響を知っておくことは大事です。
偉そうなことを書いている私も含め、イライラした雰囲気を出すことや相手に強く当たってしまう一歩前に踏みとどまれるようになりましょう。
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