「仕事で毎日残業続き。家に帰ったらご飯を食べて寝て翌朝会社の日々。どうすれば、仕事を速く終わらせて定時で帰れるようになるのか知りたい」
こういった疑問に答えます。
本記事では、私の個人的な実体験から、会社を定時で帰るために役立ったと実感している思考方法を説明します。
一般的に、残業をしてしまう理由として、仕事が遅い・仕事量が多い・突発のトラブルが多いなどがあります。
世の中には、仕事を速く終わらせて定時で帰るために、仕事を効率的に進めるノウハウが溢れていますが、それらを使う以前の問題として、そもそも「定時で帰る」という考え方をもっていなければ意味がないと感じています。
そこで、本記事では定時で帰るために仕事を速くするノウハウではなく、会社を定時で帰るための心構えについて説明します。
仕事効率化のノウハウが知りたいかたは、別の記事をみていただいたほうが良いですが、個人的には仕事効率化のノウハウよりも本記事で説明する定時で帰る心構えを身に着けるほうが、結果的に仕事が速くなり定時退社につながると実感しています。
定時で帰るための仕事の心構え
定時で帰ることを決意する【願望ではありません】
仕事を定時で帰るために最も重要なことは、「定時で帰ると決める」ことです。
「できれば定時で帰りたいな」このようななんとなくの願望ではなく、「定時で帰る」と決めることが大事です。
この二つは似ているようで全く異なります。定時で帰るを実現させるには、まずは定時で帰ることに決めましょう。
定時で帰る目的はありますか?【定時で帰ることは手段です】
「定時で帰るには、定時で帰ることに決める」これが本記事の結論ですが、ここで終わるのはさすがにつまらないので深堀していきます。
ここで質問ですが、「あなたが定時で帰りたい理由は何でしょうか?」。
この質問はスルーせずに、自分で考えてみるべきです。
過去の私は、仕事は疲れるし、家でゆっくり休みたいという曖昧な理由しかありませんでした。
本当に定時で帰る必要性を感じていなかったのだと思います。
このように、定時で帰る目的が曖昧で、定時退社で実現したい具体的なことがなければ「仕事が多くて終わってないし、今日は定時で帰れなくてもいいや、残業しよう」という方向に流されていきます。
そしてこれが定常化して定時で帰れない人になるわけです。
ですので、定時で帰るためには、定時に帰ることで何を実現したいのかを明確にしましょう。定時で帰ることは手段であり、目的ではありません。
ここを勘違いしないようにしましょう。
定時で帰ることに決めれば仕事が速くなる
「定時で帰る目的を明確化し、定時で帰ることに決める」これだけで、あなたの仕事は速くなります。
これで仕事が速くならないようなら、あなたは定時で帰る目的が明確になっていないか、心の底から実現したいとは思っていないからでしょう。
もし、実現したいのであれば、あなたは次に、定時で帰るためには仕事をどのように進めれば良いのだろうかと考えます。
つまり、仕事の効率化を考えて、それを実行することで、あなたの仕事は今までよりも確実に速くなり、定時退社に近づくことができます。
実際に、私の場合は、「定時で帰る」をゴールに設定したことで、毎日のスケジュールをゴールから逆算して組み立てる癖がつくようになりました。
また、ダラダラと悩む時間も徐々に減り、考えて判断するまでの時間も短くなりました。
もちろん、突発のトラブルやクレーム対応などで残業をすることもありますが、残業せずに定時で帰る頻度が大幅に増えたと実感しています。
定時で帰りづらい状況を変えていく方法
定時で帰るための考えかたは分かったものの、いざ定時で帰ろうとすると、まだ周りの人が残っているし帰りづらい雰囲気の職場は多いと思います。
もちろん、そんなことを気にしない人は堂々と定時で退社すればよいです。
一方で、帰りにくい方は、周りや上司に何かしらの帰らなければいけない理由をそれとなく伝えて帰れる雰囲気を作ることをお勧めします。
帰らなければいけない理由は、家事・ジム・英会話・資格勉強など突発ではなく定期的にやらなければならない理由が良いです。
そうすれば定期的に定時で帰宅することで、定時退社キャラが徐々に浸透していきます。
また、大前提としてやるべきことが終わっていなかったり、突発のトラブルがある場合などは、しっかり残業して対応することで、メリハリをつけることも大事です。
そうすれば、仕事が速く定時で帰るし、必要なときには残業して仕事を片付けることができると認識され、周りからの信頼感も維持することができます。
まとめ
仕事を終わらせて定時で帰るための方法として、定時で帰るための考え方・心構えについて説明しました。
「定時で帰る目的を明確化し、定時で帰ることに決める」この心構えを持つだけで、仕事が速くなり定時で帰ることが徐々にできるようなります。
まずは、定時に帰る目的を振り返ることから始めてみることをお勧めします。
また、仕事を速く終わらせるためのノウハウについては、別の記事で参考となる本をまとめましたので、気になる方はご覧下さい。
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