QCサークルのリーダーの役割と決め方【解説】

QC

people jumping on shore front of golden hour

「QCサークルのリーダーって具体的に何をやればよいのか知りたい」

「QCサークルのリーダーをどうやって決めれば良いの?」

こういった疑問にお答えします。

■本記事の内容

・QCサークルのリーダーの役割

・QCサークルのリーダーの決め方

この記事を書いている私は、製造メーカーの技術職であり、約10年間QCサークルのメンバーとして活動しています。

QC活動の難しさは理解しており、実体験に基づいた現場目線で、役立つ情報を提供します。

QCサークルのリーダーの役割

white chess game set

QCサークルのリーダーは、グループの先頭に立って、活動を計画的に進める先導者としての役割が期待されます。

以下の詳細を解説していきます。

QCサークルのリーダーの基本的な役割

リーダーの基本的な役割は以下です。

・メンバー全員の意見のとりまとめ

・活動の方向性を決める

・メンバーの指導

・率先してQCストーリーやQC手法を勉強する

・次期リーダーの育成

・上司への報告・連絡・相談

特に、メンバー全員の意見を取りまとめて、活動の方向付けをすることが重要です。

また、上司と密に連絡を取り活動の進捗状況を伝えてアドバイスを受けることも大事な役割です。

さらに、メンバー全員がQCストーリーやQC手法を学ぶことは当然ですが、特にリーダーは会合を効率的に進めていくためにも、しっかりと理解して会合に臨む必要があります。

QCサークルリーダーの会合での役割と心構え

次に会合でのリーダーの役割について説明していきます。

限られた会合の時間でアウトプット(結論)を出すには、リーダーの役割は非常に重要です。

会合の目的を明確にして、会合で活発な意見を出せる雰囲気を作り結論に導くためには、会合の事前準備を怠らないことがポイントです。

以下に、会合準備から終わりまでの主な役割を書きました。

やることが多いので、場合によってはメンバーのサポートも得るようにしましょう。

■会合の準備

・会合の目的、議題を明確にする(会合のアジェンダ作成)

・会合日時と場所の確保

・会合開催の連絡

■会合中

・会合の司会進行(正しくはファシリテーターの役割)

 -会合前のアイスブレーク

 -会合の目的やアジェンダの説明

 -メンバー全員の発言を促す

 -メンバーの発言を聞く

 -意見の批判はしない

   -結論を導き出し、メンバー全員の納得を得る

■会合後

・議事録作成

・会合の評価と反省

・次回会合日の設定

ざっと書きましたが、会合中のファシリテーターとしての役割は難易度が高いです。

この記事でファシリテーションの基本を説明すると終わらないので割愛させていただきます。

ファシリテーションの方法については以下の書籍がとても読みやすく実践で使えますので参考にしてみてください。

また、大事なことは会合後に自分の会合の進め方を振り返ることです。

会合前の事前準備に対して、実際に会合を進めてみたときの問題点や準備不足だったところを確認しましょう。

そして、次回の会合でその穴を埋めていくことで、徐々にうまく会合を進められるようになります。

リーダーは正直言って大変ですが、これができるのがリーダーの特権でもあり、やれば自分の大きな成長に必ずつながります。

会合後に5分で良いので振り返る癖をつけましょう。

メンバーからも会合内容や進め方のフィードバックをもらい、どうすればより良い会合にできるか話し合えればベストです。

QCサークルのリーダーの決め方

two men and four women meeting in office

リーダーの決め方は以下のパターンがあります。

・職場の長(第一線の監督職、交代職場であれば班のリーダー級の人)

・順番制

・リーダーシップがある人

リーダーの役割の項目の内容を見ていただければわかる通り、QCストーリーやQC手法の理解や会合をファシリテートする必要もありますし、かなり難しいです。

QCサークル活動の初心者が多いグループの場合は、職場の長をリーダーにするのが良いです。

一方で、メンバー全員のリーダーシップやQCの理解を向上させたい場合には、順番制をとる選択もあります。

ただし、ただ単にリーダーに選ばれたからと言っても右も左もわからない状態ですので、リーダー経験者や職場の上司からフォローを受けるような体制が必須です。

これをやらないとリーダーにさせられた人は、自分に丸投げされた印象を受けてしまい、やる気を失うことになるので注意が必要です。

おまけ-リーダーシップの本質が学べる本

若干QCからはそれますが、リーダーシップについての本質が分かる、かなり有名な本として、伊賀さんの著書「採用基準」があります。

リーダーとはどういう人のことを指すのか、「リーダーの役割とは?」について理解を深めたい方は読んでみることをおすすめします。

Amazon audible版もあるので無料体験で通勤時間中に聴いて勉強してみてはいかがでしょう。→Amazon audibleの無料体験はこちら

まとめ

QCサークル活動のリーダーの役割や決め方について解説してきました。

リーダーの仕事は多岐にわたり、グループ活動のモチベーションや方向性を大きく左右するため、その役割は非常に重要です。

リーダーになった人は、本記事で書いた役割を認識してリーダーとしての自覚を持ち、メンバーの人はリーダーをサポートすることを意識して活動を進めるようにして下さい。

QCストーリーの進め方についての気になるかたはこちらの記事を参考にしてください。

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